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理事長挨拶

特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会 理事長挨拶

東北支部初の年次大会に寄せて

理事長 二階堂雅彦先生

 第33回日本臨床歯周病学会年次大会の開催、心からお喜び申し上げます。

 思い起こせば2011年3月11日、未曽有の大震災、それに続く巨大津波により東北の太平洋沿岸地域は大きく破壊され、多くの尊い人命が失われました。同年7月に東北支部としてはじめて仙台で開催予定だった年次大会も、講演ホールの損傷や、そもそも支部会員の多くが被災されたこともあり、仙台での開催中止を余儀なくされました。数年にわたり準備を重ねていたにもかかわらず、天災とはいえ大会中止を決断せざるを得なかった実行委員をはじめとする支部会員の方々におかれては、さぞや苦しい心中であっただろうと拝察したします。

 それから4年がたちました。地域は大きな復興を遂げ、東北支部も捲土重来と、再びの年次大会主管となりました。本大会のテーマは『みちのくペリオ 再生への道』です。お分かりのようにここには、東北の再生、そして我々の本分たる歯周組織再生の二つの意味があります。

 歯周病に携わるものの究極の願い、それは歯周病におかされた歯周組織の完全な再生です。内外の学会や出版物を見るにつけ、今や本会員の歯周組織再生療法を世界の水準に達するか、それを凌駕するものです。しかし完全な再生ということになれば、これは容易に達成できないこともみな理解しています。また東北も大きな復興を遂げたものの、いまだに完全な復興という点では道半ばです。われわれが目標とする完全な歯周組織の再生、また東北の方々、いや全国民がねがってやまない東北の完全な再生を願いとして本大会は開催されます。

 中止になった分も含め2回分のエネルギを―をこの大会のために凝縮していきましょう。本大会の成功を願ってやみません

特定非営利活動法人日本臨床歯周病学会 理事長 二階堂雅彦

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